2018年07月02日
山笠のあるけん博多たい 2018博多山笠始まる
山笠のあるけん博多たい !
博多には山笠があるというのではなく、
山笠があるから、
祭り好きで人情豊かな博多が出来上がるのだ、
博多っ子の気持ちを良く表していると思います。
実はこれ、昔、博多銘菓のCMに使われた言葉です。
その博多山笠が始まりました。
今年で777年目。
福岡市内14カ所に1基1000万円の飾り山笠が建てられています。
7月14日夜までの公開です。
飾り山笠は博多人形師が作ります。
全て紙と竹、木で出来ています。
但し着物は本物、京都の西陣織の特注品です。
山の中に博多の総鎮守、櫛田神社の神を迎え入れるために、
7月1日の朝に「御神入れ」の神事をします。
その後の山は神聖なものになるので、関係者以外触ってはいけません。
博多の老舗、
上川端通りには「唯一、走る飾り山笠」が展示されていますが、
御神入れの時だけアーケードの屋根が開き、
山が伸びて空に突き出します。
天井が開くのは商店街の長いアーケードの中でもこの場所だけです。
通常はアーケードの高さまで縮められ、
商店街内を順番で、毎朝場所を移動して展示しています。
そして最後の日、追い山笠の時にアーケードから出て
道を走りますが、この時には上まで伸ばします。
他の飾り山は、山小屋を作って展示していますが、
ここはアーケードで高さが制限されてしまいます。
それで山笠の方に合わせて
開閉式のアーケードを作ったと言う訳です。
普通、そこまでやるか? と思うでしょう。
しかし高さにこだわりを持っていますので、
アーケードの方を変えてしまいました。
これをやれるのが博多なんです。
だから「山笠があるから博多」、
この気持ち分かりますか。
posted by ふうちゃん本舗 at 09:23| 店主敬白
2018年06月22日
花火大会の季節になりました。
全国で何と、大小合わせて4000カ所以上で花火大会があるそうです。
それで花火屋さんとしては、花火大会が一段落した9月から
次の生産を始めないと翌年に間に合わないそうです。
いろいろと紹介されていますのでご存じと思いますが、
連射に使われる3号玉が1個5,000円。
でも数多く打ちますので合計すると大きな金額になると思います。
一般的なのが5号玉、
直径170mに開きます。
これが1個10,000円。
そしてフィナーレに使われるのが2尺玉。
直径500mにもなります。
値段はこれが何と1個1,000,000円。
ところで今まで知らなかったこと。
花火が上がる時、ヒューと音が出ますが、
これは風切音かと思っていました。
違いました。
わざわざ花火の外側に火薬の力で鳴る笛が付けられています。
その笛が出す音だったのです。
また、花火は火薬を押し固めたものかと思っていました。
これも違っていました。
小さいセラミックボールを転がしながら火薬を均等にまぶしていきます。
これを150回以上やるそうです。
だから時間がかかります。
花火が開いた時に星の色が次々変わるのは、
まぶした火薬の種類が何層にもなっているからです。
色の数だけ手間がかかりますので、当然お値段も高くなります。
ところで、一般の人気投票ではなく、
20人の花火師が選んだ花火大会ベスト3は、
3位が長岡まつり花火大会、
2位が大曲の花火。これは技術競技会なので最先端の花火が見られます。
そして1位が明神の花火大会。
2尺玉の乱れ打ちと総計20,000発。
真夏の風物詩の花火大会。
ビールでも飲みながら夏の夜を楽しみましょう。
全国で何と、大小合わせて4000カ所以上で花火大会があるそうです。
それで花火屋さんとしては、花火大会が一段落した9月から
次の生産を始めないと翌年に間に合わないそうです。
いろいろと紹介されていますのでご存じと思いますが、
連射に使われる3号玉が1個5,000円。
でも数多く打ちますので合計すると大きな金額になると思います。
一般的なのが5号玉、
直径170mに開きます。
これが1個10,000円。
そしてフィナーレに使われるのが2尺玉。
直径500mにもなります。
値段はこれが何と1個1,000,000円。
ところで今まで知らなかったこと。
花火が上がる時、ヒューと音が出ますが、
これは風切音かと思っていました。
違いました。
わざわざ花火の外側に火薬の力で鳴る笛が付けられています。
その笛が出す音だったのです。
また、花火は火薬を押し固めたものかと思っていました。
これも違っていました。
小さいセラミックボールを転がしながら火薬を均等にまぶしていきます。
これを150回以上やるそうです。
だから時間がかかります。
花火が開いた時に星の色が次々変わるのは、
まぶした火薬の種類が何層にもなっているからです。
色の数だけ手間がかかりますので、当然お値段も高くなります。
ところで、一般の人気投票ではなく、
20人の花火師が選んだ花火大会ベスト3は、
3位が長岡まつり花火大会、
2位が大曲の花火。これは技術競技会なので最先端の花火が見られます。
そして1位が明神の花火大会。
2尺玉の乱れ打ちと総計20,000発。
真夏の風物詩の花火大会。
ビールでも飲みながら夏の夜を楽しみましょう。
posted by ふうちゃん本舗 at 11:48| 店主敬白