2019年02月03日

掃除機コードの黄色の意味がなくなった


丁度2年前でしたっけ、
「掃除機の電源コードに付いている黄色の印は、
ここまで引っ張り出してから使えの意味、知ってたか?」と
ネットとかテレビで一時話題になりました。

巻いたままだと熱がこもって危険という意味ですが、
国内メーカーの掃除機の取扱説明書には、
こんなこと一言も書かれていませんでした。
取扱説明書は訴訟に使われるので
メーカーもへまはしません。どこから出た話でしょうか。

さて本題はそんなことではなく、
近頃はコードレス掃除機が主力になりつつあります。
コードがないので黄色印も意味がなくなりました。

電池とモータの性能が上がったためにコード式と変わらない性能になりました。

この裏には自動車(EV、ハイブリッド車)の
技術開発があったからと思います。

充電電池は昔からニッカド電池と決まっていましたが、
今はリチウムイオン電池などと、高性能なものになっています。

モータなど、100年も前からある技術ですので
改良の余地などないと思いましたら、
磁気を良く通す素材の開発とか、モータ構造の再考など、
いかに効率よく力を引き出すかの技術開発が続いています。

しかし、いくらこんなに技術開発が進んでも、
中学の時に習った「フレミングの法則(試験に出ましたよね)」から
抜け出ていません。
これを抜け出す画期的なことができれば
掃除機モータどころかUFOのエンジンも製作可能なのですが。


posted by ふうちゃん本舗 at 12:45| 店主敬白