2018年11月25日

福岡市長選挙と 中国の人民公社


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先日行われた福岡市長選挙は
現職の高島市長が共産党推薦の神谷氏に
3倍以上の大差を付けて再選されました(立候補は2人のみ)。

対抗する神谷氏は当然ながら高島市政を全面的に批判。
「市内ロープウェイなどいらない」を前面に出し、
「そのお金を福祉に回せ」でした。

そもそもこの話は、
(韓国プサンと博多港とで毎日多くの人が行き来していますが)
交通の便が悪い博多駅と博多港との間を
(建設コストが一番安い)ロープウェイで結んだらどうかという話です。

都市のロープウェイはロンドンに次ぐものだそうですし、
これが観光の目玉にもなるのではというものです。

しかし話だけが先歩きしてしまって何ら具体的な話にはなっていません。
でもこう言われるとムダな税金が使われているのかと勘違いしてしまいます。

実現どうのこうのは高島市長ではなく、市議会が決めることです。

また、「高島市長が反対を押し切って
子供病院を人工島に移した」と言っていますが、実際はこう聞いています。

「老朽化し耐震性がないので建て替えする、
今の敷地では狭いため増える患者を捌ききれないし、
最新医療設備も導入できない、緊急のヘリポートもない」
それで広い場所が確保できた人工島に移転しただけの話では。

移転に反対していたのは通院に便利な西側地区の一部の人たちと思います。
今は何処からでもアクセスし易くなり、平等に行けるようになりました。

それから福岡市が進めている市内中心部の再開発事業についても反対。
そのお金があるなら福祉に回せと言っていました。

これには間違いがありますが、福岡市がお金を出してやっているのではなく、
福岡市が開発許可を出して三菱地所や地場企業がやっている民間事業です。

今回の選挙は、更に福岡市を発展させたいとする現市長に対し、
そんなことするより福祉に金を回せだけの感じがしました。

ところで福祉、福祉と言われると中国の「人民公社」を思い出します。

今の中国を作った毛沢東(もうたくとう)主席は、
1949年、自分が理想とする共産主義社会を実際に実現させました。
集落ごとに人民公社という組織を作り、そこで共同生活をしました。

その中には学校も病院もあって、食べることも全て無償にしました。
しかしその結果は皆が働かなくなり、
20年後、経済は破たんしてしまいます。

そして中国歴史に汚点を残す「文化大革命」になって国は大混乱に陥りました。

全国を見ても分かるように、
経済が発展しないと福祉のお金も出ません。
やることに批判ばかりしていては先に進めません。
金を回せという前に、
福岡市をどう経済的に発展させるかを少しは考えてみてはどうでしょうか。

追記補足:
ロープウェイの話の最初は、
博多港の隣にある国際会議場、博多アリーナの人を運ぶ手段として出てきた話です。
(イベントが不定期なので路線バスが組めないそうで。)
12月6日に行われた福岡市の新交通システム委員会では、ロープウェイにコスト、
輸送性などすべての点で高評価が出たそうです。
総工費400億円の具体的な数字も出されました。
民間事業になるかもしれないし、どこがお金を出すかなどまだ決まっていません。
ニュースで言っていました。




posted by ふうちゃん本舗 at 12:58| 店主敬白