2018年05月12日
お金の話し、昔は定期で預けると10年で倍になったのに
銀行はお客からお金を預かって、
それを融資に回して金利で儲かる、
そしてそれがお客に利子として還元される、
と教科書で教わって来ました。
しかし今は日銀のマイナス金利のため教科書通りには行きません。
銀行としても、これでは商売ができないと先日、日銀に申し入れをしました。
実際、福井銀行が大きな損失を出しました。
経営のしっかりしてる地銀の赤字は珍しいそうです。
金利商売ではやっていけないので、
銀行が儲けるためにこんなからくりもあるそうです。
例えば退職金などで2000万円があったとします。
これを老後の生活の蓄えに、誰でも増やしたいと思うでしょう。
それで銀行はこんな提案をします。
「半分の1000万円を金利6%の定期預金にして、
残り1000万円を投資信託に回しませんか。」
6%の金利ならウハウハですが、世の中そんなに甘くありません。
このままではマイナス金利ですから銀行の丸損です。
それで定期の期間を3か月間限定として、満期後は普通預金になります。
これでも利子が3か月で15万円付きます。
ところが投資信託の諸々手数料として3%=30万円取られます。
これで銀行は差し引き15万円の儲け。
投資信託は自己責任ですから、損失が出ても銀行は一切関係ありません。
ところで退職金は必ず銀行振り込みになりますので、
銀行としてはお金が入ったことがすぐに分かります。
これを引き出されてよそに持って行かれる前に
「資産運用について考えませんか」と誘い出すそうです。
昔は定期預金に預けると複利だったので10年で倍になりました。
「♪そんな〜時代も〜あったねと(中島みゆき:時代)」
歌にあるように、回り回ってもう一度巡ってこないかな。
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posted by ふうちゃん本舗 at 23:21| 店主敬白