2018年01月07日

相撲の暴力、いつから良い子扱いに


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(福岡城址  真冬の光イベント)

横綱の暴力沙汰が表に出て過剰な反応になりました。
まるで殺人犯を捜すようなマスコミの取材ぶり、フラッシュの嵐でした。

ところで、これが相撲でなくプロレスだったらどう扱ったでしょう?
同じように「今どき暴力はいけません」になったかどうか。
話題にもならなかったのではと思います。

学校、実業団の相撲競技とは違います。
血の気が多い者だけが勝ち残るプロの世界。
殺すまではしないまでも(実際殺してしまった親方もいましたが)、
多少の暴力はあって当たり前なのではと思います。

年功序列で横綱にはなれませんし、当然強い者が絶対的な上。
運動会の時、一緒に手をつないでゴールしましょうみたいな、
きれいごとを言って済ませられるような世界ではないことは確かです。

ところで相撲興業は江戸時代の昔から大衆娯楽として楽しまれて来ました。
以前は本場所は2回しかなく、これでは食べて行けませんので地方巡業をしていました。
その後4回になり今の6回になりましたが、以前の名残で地方巡業は続いています。

娯楽ですので、巡業先では地元力士を勝たせる配慮をしますし、
幕内力士は順番で勝ったり負けたりしています。

私が思うに、今回起きている問題は暴力ではなく、
同じ国籍の者が多く集まり、それも上下関係がはっきりしている中では、
何かを有利に動かせることも可能ではないのかと思います。

以前は八百長がありましたが、今度は外国籍親方問題が隠れているような気がします。
マスコミはただただ暴力反対、貴乃花親方の奇人変人扱いに終始していますが、
本質はそうじゃないのでは。

それとマスコミに腹が立つこと、
ものごとには裏と表、影と日なたがあっていいじゃないですか。
エンターテイメント内容なのに、正義ぶって何もかも日に晒す必要があるのかと思います。
今回の報道騒ぎには白けてしまいました。

年が明けた直後、「午前0時00分の貴乃花部屋」と、
暗視カメラ風に照明なしの中継をした(バカな)局もありましたが、
何を考えているのやら。

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posted by ふうちゃん本舗 at 10:27| 店主敬白