2017年02月12日

九州大学の取り壊し、昭和が失われて行く感じがする


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九州大学は福岡市の西外れに新築移転中で、人のいなくなった建物が次々と壊されています。
在学した訳でも関係者でもないのに、何でしょうね、九州大学が壊される寂しさ。
大学のある箱崎地区の人たちは私より強く、同じようなことを感じているのではないかと思います。
街全体が九州大学と言っても過言ではありませんでしたから。
見ていると、大袈裟かもしれませんが、自分の中の昭和という時代が消えて行くような感じがします。

ところで九州大学は最初から今の形であった訳ではなく、京都帝国大学医学部が福岡病院を引き継いで出来た福岡医科大学が始まりです。
病院はもともと福岡市の中心部にありましたが、周囲環境が悪いということで現在地に移転(移転当時は千代村)、当時の資料を見ると周りは全部松林だったようです。
その後鉱山の古川財閥から多大な資金提供があって工学部の開設が実現し、ここから総合大学としての九州帝国大学がスタートして今の地位を築きました。

敷地内には無数の松の木があります。そんなことから九州大学のロゴは松葉をデザインしたものになっています。(余計な話ですが移転先には松の木は全くないようです。)
赤レンガ造りの本部建物、工学部本館などの建物は保存することになりましたが、引き受け先はまだ決まっていません。
文部科学省からの指示では、敷地は一括全面売却することが条件になっています。

<九州大学関連>
(工学部本館のライオン飾り)
http://fu-honpo.com/article/168618159.html
(太平洋戦争の跡が残る建物)
http://fu-honpo.com/article/168784283.html


posted by ふうちゃん本舗 at 10:35| 店主敬白