2016年06月16日

さすが東京だね 貧乏ばあさんが

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東京駅で待ち合わせをしました。
余裕を持って着いたのでそれまで座って待とうと思い、駅構内の待合所“銀の鈴”に行きました。
混雑していて座る場所がありません。
しかしみすぼらしくて不潔に見える老婦人の両脇だけは空いていました。
誰も敬遠してそこだけは座らないようでした。

私はそのような事には頓着がないので横に反対向きに座りました(背もたれがないのでどちら側からでも座れる)。
その老婦人は、ぼさぼさの髪を黒ゴムでまとめ、着ている粗末なカーデガンは毛玉ばかりでした。
どう見ても生活苦を抱えた老人そのもので、ここの待合室で一日を過ごすのだろうか、可哀そうにと思いました。

ところが暫くすると横に小ぎれいにした背広の老人紳士が座り、この男性とは知り合いのようでした。
興味も引かないような世間話しをしていましたが、耳の神経を集中して聞くような話しに変わりました。
それは男性からの不動産物件の紹介で、
○○を今1億で買って1億3000万になって売ったらどうかとか、
○○に3億の物件があるがこれは儲けが少ないとか、
持っている○○を今売ったら儲けが3千万出るとかの話しでした。

私は時間になったのでその場所を離れましたが、その時老婦人を見たら手には厚さ5〜6cmの名刺の束を持って仕分けの最中でした。
生活苦老人とはとんでもない話で、着るものには全く頓着しない「大きな銭」を動かしているばあさんだったようです。
しかし何でこんな場所でこんな話を?と思いましたがこういう人がいるから、さすが東京だと思います。


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posted by ふうちゃん本舗 at 08:08| 店主敬白