2018年12月28日

除夜の鐘と108の煩悩


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「除夜」とは。
(受け売り知識ですが)

「除」という言葉には
古いものを捨てて新しいものを迎えるという意味があり、
「除の日の夜=除夜」になったという説。

その昔「歳神様(としがみさま)」という
穀物の神様を迎えるのに
一晩中起きていなければならないという風習があって、
これが「夜がない日=除夜」になったという説もあるそうです。

それから除夜の鐘で払う「108の煩悩」とは。

これは仏教の「六根」から来ているそうです。
六根とは視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚、意識と、
人の持つ感覚を指す言葉。

煩悩とはこの六根が受け取る
「気持ちが良い」「気持ちが悪い」「どちらでもない」を
「浄(清い)」と「染(汚い)」に分け、
さらに「前世」「今世」「来世」で分けた数
(だから6×3×2×3=108)だそうです。
<寺と神社研究家:吉田さらさ氏>

ところで「年越しそば」は博多が発祥の地。
知っていましたか?
知らない人は
http://fu-honpo.com/article/181951648.html
年越しそばを食べて新しい年を迎えましょう。
皆さま、良いお年を。


posted by ふうちゃん本舗 at 13:02| 店主敬白

2018年12月23日

合格祈願 “落ちない”神社が福岡市にもあります


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福岡市にも “落ちない” 神社があります。
九州大学(新キャンパス)のすぐ近くにある「太郎丸神社」。

ここは福岡市西区太郎丸にある神社ですが、
2年前(平成28年)に神殿が放火され全焼してしまいました。
その時に鈴だけが落ちないで赤く焼けたまま残っていたそうです。

それで再建にあたり、「落ちなかった」鈴の記念碑を作りました。
これが受験生の縁起担ぎに注目されることになりました。

もともと地元住民の神社ですので、場所が非常に分かり難い。
(九州大学手前にあるナフコとローソン交差点を左折、
次の小交差点を左折、行き止まり手前を右折、
広い田んぼの中を突っ切り、人家のある手前。)

受験グッズなど売ってませんし、
絵馬もありませんし、無人の神社ですが、
受験生の皆さん、この「落ちなかった鈴」のご利益を頂いて下さい。

因みに現在の神社は新しく再建されましたが、
4800万円かかったそうですのでご参考までに。

参拝後に新しい九州大学の構内でも見学されては
(車で3分、車での入構は300円)。

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落ちない鈴のモニュメント
鉛筆と定規の台の上に鈴が乗っている

合格大仏
http://fu-honpo.com/article/178269975.html




posted by ふうちゃん本舗 at 10:12| 店主敬白

2018年12月18日

競馬の素人うんちく


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競馬中継を見ていた時に、
走っている馬を見て気付いたことがありました。

それは走る方向に右回りと左回りがあるということ。
こんなことは当たり前のことでしょうが、
私としては「何で?」でした。

競馬場は日本中央競馬会(JRA)のものと
地方競馬のものとに分かれていまして、
JRAが管轄している競馬場が全国で10か所、
地方競馬場が15か所の計25か所になっています。

JRAを監督しているのは農林水産省生産局畜産部競馬監督課、
地方競馬は地方自治体にお任せとなっています。

JRAの競馬場は1周1600m以上、
幅員は20m以上と決まっていまして、
それに対し地方競馬場は1周が1000m以上、
幅員が16m以上と小ぶりになっています。

この25か所の内、左周りが7か所、
殆どが右回りですがコースの高低形状などから
都合の良い方に決められるそうです
(外国の競馬場でもバラバラになっているそうです)。

ところで羽田空港から都心に向かう途中に競馬場がありますが、
ここが東京競馬場ではなく、
東京競馬場は府中市にもっとでっかいものがあります。

テレビを見ていると馬は平坦路を走っているように見えますが、
実際はコースには1〜2m程度の高低差が幾つか設けられています。

川柳に
<買わない馬の顔はみな同じ>
<競走馬 ヘンな名前で走らされ>

12月23日は中山競馬場で、
年間8大レース最後の有馬記念。
人気投票で選ばれたオールスターレースだそうですね。
今年の最後に、ど〜んと大きなお金を掛けましょう。

雑談:
http://fu-honpo.com/article/184654584.html

posted by ふうちゃん本舗 at 08:01| 店主敬白

2018年12月09日

美容師さんの使うハサミが何と30万円だって!!


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プロは何においても道具にこだわりますが、
美容師さんが使うハサミが超高価なことに驚きました。

私は知りませんでしたが業界では非常に有名だそうで、
ナルトシザーという会社のハサミ。

スタンダードが15万8000円、
グレインというのが29万8000円(何れも単品で)。

アマゾンで理容ハサミを買おうとすると
セットで1万7600円なのでいかに高いかが分かります。

大阪の宝塚にある、従業員50名弱の小さな会社で作っています。

安いハサミとの違いは大きく2つあって、
1つは刃が若干湾曲していて、
刃に隙間があること(湾曲隙間は0.03mm)。
手元のハサミを見て頂くと分かりますが、
普通のハサミだと切り進む時に刃が全面に接触して行きます。

これがナルトシザーだと刃が湾曲しているので
接触点が切り進むに従い移動して行きます。
それで刃先の接触が少ないのでいつまでも切れ味が変わらないそうです。

違いの2つ目は、
ハサミの支点部分にベアリングが使われていること。
普通のハサミだと板バネが入っていたり、ネジで締めていたりします。

ベアリングを使うことにより刃の動きが繊細になり、
どんな状況になっても美容師さんの手の動きに忠実に従うそうです。

このハサミ、
職人さんが30の工程を経て完成させています。
安いハサミだと毛先がバラバラに切れるので、新人もベテランも差は出ません。
しかし、ナルトシザーだとスパッと真っ直ぐに切れてしまうので、
カットの基本が出来てないと使いこなしきれないとのこと。
つまりベテランが使って初めて生きてくるハサミです。

例えが悪いですが100円寿司でも銀座の高級寿司でも、
寿司に変わりは無いかもしれませんが、
高いものは高いなりのこだわりがあり、
それが支持を受けていることでもあります。

何事も安い方へと流れて行く中、
このような「高価な文化」というものも大切にしてもらいたいと思います。

雑談:
http://fu-honpo.com/article/182395831.html


posted by ふうちゃん本舗 at 12:20| 店主敬白

2018年12月01日

ガード下が It’s Cool! 


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“ガード下を利用する”、
これは日本独自の文化だと言って良いそうです。

駐車場利用とか飲食店は当たり前になっていますが、
変わったところでは保育園もあるそうです。

保育園が足りないと問題になりながら、
実際に作る段階になると「園児の声がうるさい」と
地域住民の反対に遭って実現できません。

外国では子供の声をうるさいと思わないこともあり、
反対運動など起こらないそうです。

このガード下の保育園、
プレハブの部屋を入れて置いているので、
上を通る電車の騒音は全くありません。
中では園児がお昼寝をしていました。

外には人工芝が敷いてあって雨の日でも遊べます。
当然、声がうるさいとの苦情は1件もないそうです。

これからガード下の保育園が都会では増えるかも。

山手線の御徒町ガード下では
試作などができる小規模工場もあるそうです。

大阪では住居となっているのも(完全な耐震構造住居です)。

今まで当たり前と思っていたものですが、
別の目線になって見てみると、ガード下に面白いものを見つけ出すかもしれません。


posted by ふうちゃん本舗 at 21:26| 店主敬白