2018年01月26日

イルミネーションもなくなり、寂しくなりました


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街を飾ったイルミネーションもなくなり、
平常に戻り寂しくなりました。

イルミネーションの起源は16世紀のころ、
ドイツの(宗教改革)マルティン・ルターが、森の中で見て感動した輝く星を、
木の枝に多くのロウソクの火を飾って
景色を再現しようとしたことが始まりだそうです。

ところで、昔はLEDでなく小さな電球を使っていたので、
熱で木が枯れると、イルミネーション論議があったのを覚えています。

場所は東京の青山、表参道。
その頃は街路イルミネーションなど、東京でしか出来なかったことでした。

思い出になりますが、
仕事が遅れて大みそかに福岡に帰ることになりました。
そこで30日の夜、
表参道のイルミネーションを一目見てみたいと思い出かけました。
ところががっかり、イルミネーションは終わっていて、
代わりに初詣にそなえ、日の丸の小旗と提灯がずらりと飾ってありました。

明治神宮の参道ですから当たり前。
しかし、本当に力が抜けてしまいました。

ところでロウソクの火で思い出しましたが、
台湾の有名なお寺、龍山寺(ロンシャンスー)は、
円錐形の赤い台にずらっと小さいロウソクが立てられていて、
それぞれが放つ光の揺らめきは、それはそれはきれいなものでした。

今は全部が橙色のLEDに替わってしまい情緒も何も無くなってしまいました。
しかし、ロウソクが毎晩2〜300本も燃えてしまうことを考えると、
情緒より省資源でしょうね。


posted by ふうちゃん本舗 at 20:51| 店主敬白