2016年08月05日

「安い線香は鼻につく」とお坊さんが


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13日から旧暦のお盆です。
お坊さんは朝から晩まで檀家回りとなりますが避けられない試練?が。

檀家を回ると当然ながらその家によって線香の香りは違ってきますが、鼻につく線香だとお経を上げながら「安い線香を使っているな」と思ってしまうそうです。

毎回々々紫煙の中でお経を上げるお坊さんにとって安い線香の臭いはきついとのこと。
ただ煙を出すだけなら蚊取り線香でも良い訳ですが、“「香煙」を通じて仏様とお話をする”ということだそうなのでそうはいきません。
日本には古い昔から良い香りを楽しむという香道がありますが、仏壇の線香もこのようなことと相まって香りが大切にされて来たのではないかと思います。
ですが、調べたところ残念ながら違っているようです。

線香が国内で作られ始めたのは江戸時代だそうです。
しかし香りのする線香は非常に高価で庶民には手が届かなかったとのこと。
それで杉の葉を粉末にして固めた線香(杉線香)が主流だったそうです。
明治時代になって沈香とか白檀などの線香の材料が比較的手に入り易くなり、ここから香りの良い線香が普及することになりますが、庶民レベルにまで広まったのは大正時代になってからだそうです。
(線香メーカー日本香堂さんの資料を参考)

線香の話は次回も。
http://fu-honpo.com/article/176407400.html


(ユネスコ無関係の)記憶資産http://blog.goo.ne.jp/photo/351515

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posted by ふうちゃん本舗 at 07:30| 店主敬白